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Web3とDAO

Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」/亀井 聡彦 ほか
2022年7月4日/237ページ
目次:Web1.0で叶わなかった夢が、Web3で叶う Web3のある生活 Web3の全体像 個人がオーナーシップを持つ世界 「競争」から「共創」へ DAOとイノベーションの破壊的加速 DAOの入り方、DAOの作り方 すべてのサービスが「プロトコル」になる未来 世界はいずれDAOになる

 DAOがいかに革新的な組織形態であり、Web3についても「トレンド」レベルの話を超えて インターネットの歴史の一つ になりえる存在であるとし、その結果、人間や社会の価値観さえも変えうる分野であることが力説されます。




 まずはなぜこのような組織形態に注目が集まってきているのかについて。
商業化が進んだことでインターネット上における パワーバランスが企業側に偏り始めている のも事実である。(28ページ)
 情報の非対称性などをいう言葉を持ち出すまでもなく、特にサービスの分野では手数料などという形で、我々の気づかないうちに固定費が増大しつつあります。
 特に「アーチスト」と呼ばれる人たちにとっては、「サブスク」というシステムに対して苦々しい思いを持っている人が多いと聞きます。
 そのことが、本書のいうWeb3への期待につながっているのではないでしょうか?




 事務仕事をする人ならばご存じだと思いますが、本業以外の細かな作業に時間を取られるのは何とも残念なことです。
研究者の時間の多くは助成金獲得のための書類作成に費やされている。(99ページ)
 申請書類だけでなく、モノの購入費などの書類や研究費の決算に関する書類など多くあります。
 だからこそWeb3のようなテクノロジーにより、研究者が本来の研究に専念できる環境を構築することが必要なのでしょう。
 そのような書類作成、整理のために補助していただく方の人件費もバカにならないわけですし。




 最後にテクノロジーについての一般論を。
このように人類は「自己の強化」ではなく、「能力の外化」によって不可能を可能にしてきた。(131ページ)
 テクノロジー主導であり人間がないがしろになっているのでは、という漠然とした不安に対する答えです。
 たしかに、通常の生物は何万年かそれ以上をかけて自分を進化させてきましたが、人間は自分ではなく道具などを次々につくり出すことで、ある意味進化してきました。
 したがって、これからもそういった方法には変わりがないと主張されています。








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