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ベルギーの歴史を知るための50章

ベルギーの歴史を知るための50章/松尾 秀哉
2022年9月20日/317ページ
目次:ベルギー前史(ローマ帝国の支配下で) 近代国家の建設(独立時の国際関係) 戦後のベルギー(戦後復興期の対立) テロとベルギー(分裂危機)

 ベルギーという国について、なぜ「分裂」したまま「存続」しているのかなどを、歴史を読み解きながら解説しています。
 そして、できるだけ簡潔に通史を記述することにより、多様で奥深いベルギーの姿を読者に提示しています。



 国の記念日では隣国に勝利した日などが制定されていたりします。
7月11日は、ベルギーで「フランデレンの日」として記念されている。(33ページ)
 他国を打ち破った日を国の記念日にするというのはよくあることなのでしょうか?
 他国との関係を考えると憚ってしまいそうですが。
 韓国でも「解放記念日」、ベトナムでも「南部解放記念日」などがあったりします。



多くの若者がデモを始め活動が広がるにつれ、彼らは 家に火をつけて店を荒らし始めた。(71ページ)
 これがオランダの介入を呼び、結果的に1830年のベルギーの独立宣言につながるわけですが、暴動を起こせば利益を得られるというあまり喜ばしくない展開ですね。
 周囲をフランスなどの大国に囲まれた小国の民が、歴史に翻弄される様子がよくわかります。
 それを打ち破るためには暴力しかない?



サクソフォンを開発したのは、銅や真鍮加工で栄えたワロニーの町ディナンに生まれた アドルフ・サックス である。(132ページ)
 サックスさんがサックスを開発。そのまんまのネーミングですね。
 しかし、そういった金属加工の都市に生まれ、新しい楽器を創造するというのは何かロマンめいたものを感じます。
 新しいものを作り出すには、個人だけでなくその周囲の環境などにもそれなりの背景・理由があるものですね。







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