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カオスなSDGs

カオスなSDGs/酒井 敏
2023年4月22日/201ページ
目次:「キレイ」なSDGs 危ういSDGs プラゴミ問題で考える持続可能性 地球温暖化とカオス理論 無計画だからこそうまくいくスケールフリーな世界 日本社会の自由度をいかに高めるか うんこ色のSDGs


 SDGsという「キレイゴト」にいかに付き合っていけばいいのか。
 その方向性は素晴らしいものの「ぼちぼち」と取り組んでいくしかないのでは、という筆者による環境「エッセイ」です。



 SDGsは、核軍縮などにおける活躍の場がなくなった政治家が乗り込んだ「バス」であるといいます。
そんな彼らが「次の国際的な課題は何だ」と 新たな仕事を虎視眈々と模索 していたところに浮上したのが、地球温暖化問題です。(98ページ)
 SDGsはいわゆる「争点」であると。
 確かにまるでヨーロッパ諸国が国際的な「ルール」を作って、他の国にも適用させているように見えるような場面もありますね。



 そのような人間の対応に懐疑的な見方も示されています。
 キリンの例。
「高い木の葉を食べられるようになろう」という目的がまず設定されていて、そのために 計画的に 首を長くしたのではありません。(123ページ)
 それはあくまでも変異体であり、たとえば高い木しかなかった環境に出会うことができ、たまたま種として繁栄することができた。
 つまり、人類はこうあらねばならないと行動するのではなく、さまざまな「変異体」、つまりさまざまな考え方や行動があるからこそ、そのどれかが将来を生き延びることができるということでしょうか。



 だとしたら、それ(たとえばSDGs)を後の世代に押し付けるのもどうかと。
年寄りの言うことをハイハイと聞き入れる素直な若者ばかりになったら、(略)(188ページ)
 筆者は、これでは人類の進歩は停止してしまうため、若者の失敗などについても寛容な態度で接することが必要であると説きます。
 しかし同世代のみならず、他の国に対してもそれは同様なのではないでしょうか。
(限度というものはありますが。)







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