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スウェーデンのフェアと幸福

スウェーデンのフェアと幸福/福島 淑彦
2022年9月12日/222ページ
目次:「慈善の精神」と「社会の透明性」 情報公開と国民性 税金の流れが見える社会 国民が参画する政治 ジェンダー差別のない社会 ダイバーシティ先進国 人生設計と安心感 フェアな社会


 留学などを含め2回、計10年以上スウェーデンに滞在していた筆者による、スウェーデンという国の「断片的」でない解説本です。
 学者らしく、情報公開、租税、政治、ジェンダー、多様性などの項目ごとに、スウェーデンのシステムや生活が紹介されています。
 筆者がいうように、こういう北欧の移住生活を紹介する本の筆者は女性が多いように感じますが、男性目線での本はある意味貴重です。



 かつてスウェーデンがの自殺率が、比較的 高かったことについて。
スウェーデンに対する「やっかみ」が、スウェーデン社会の負の側面をあえて強調する形で報道されたのではないだろうか。(13ページ)
 日本でも紹介される観点ではあります。
 しかし、ここ60年ほどにおいては、特定の5年間を除いてスウェーデンの自殺率よりも日本の自殺率の方が高かったのだそうです。
 しかし、本当に目を向けるべきは、どのような意図でスウェーデンの「影」の部分をことさら強調するような報道がなされたかでしょう。



 北欧といえば必ず話題となる「ジェンダー」。
ジェンダー平等なスウェーデン社会は日本よりもスウェーデンの方が 息苦しくなく 生活できるのかもしれない。(204ページ)
 スウェーデンに関するレポート体験記は、女性に書かれたものが多いということに言及しています。
 たしかに日本国内だけで見ても、比較的若い女性が「流出」している県は限られていて、それは比較的「保守的」だといわれてる県が多いようです。
 将来、言葉の壁がさらに低くなれば、簡単に「住む国を選択できる」世界がやってくるのでしょうか?






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