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日本庭園をめぐる デジタル・アーカイヴの可能性

日本庭園をめぐる デジタル・アーカイヴの可能性/原 瑠璃彦
2023年7月25日/240ページ
目次:日本庭園という「舞台」と「上演」 日本庭園の新しいアーカイヴへの挑戦―「Incomplete Niwa Archives終らない庭のアーカイヴ」 日本庭園とそのアーカイヴの歴史と未来


 いわゆる「庭」は時とともに変化するものであることから、それは人の人生と重ね合わせられものであるという筆者による、「舞台」で「上演」されているという動的なアングルで日本庭園を解説している本です。
 つまり、季節のうつろいなど日本の庭の「動的」な部分に着目し、それは明日も異なる表情を見せるものであって、語り尽くすことはできないものであることも強調されています。
 日本庭園の解説は第1章のみで、第2章以降は筆者が関係する「アーカイヴ」プロジェクトの紹介(PR)となってしまっています。



 日本庭園の特色について。
石、それも加工されていない 自然石 を骨格としている(略)。そこには必ず が引き込まれ、池が作られた。(28ページ~)
 たしかに海外の庭園には必ずしも石(岩?)はありませんが、噴水などにみられるように水は不可欠のような気がします。
 筆者は日本庭園を「自然を模したもの」としますが、丸く刈り込まれた樹木などは「自然」と言えるのでしょうか?
 あと灯篭などの人工物の意味は?



 また、この時間の流れと関係がないもの(石)とまさに時間の流れを表すもの(水)の組み合わせのはざまにあるものが植物であると、筆者は位置づけます。
こうした植物たちの パフォーマンス が繰り返されるのが日本庭園である。(58ページ)
 日本庭園を「舞台」とするならば「植物」の動きは「パフォーマンス」となるわけですね。
 しかし、日本だけでなくあらゆる庭園では植物が主役になっているように思いますが、洋の東西を問わず四季折々の植物が育てられていることもまた同様です。
 たとえば花に着目するのであれば、わざと開花時期がことなるものを配置し、日によって焦点を動かすことによって時の流れを表現しているように思います。





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