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日本人が知らない世界の祝祭日事典 【祝日・祭日の意味とは 民族・歴史・地域ごとに異なる祝祭日 一時的な社会的逸脱】

日本人が知らない世界の祝祭日事典/斗鬼 正一
2022年10月10日/223ページ
目次:祝祭とオルギア儀礼 浪費と清貧 みんな同じ色に染める 民族の誇りとアイデンティティー 通過儀礼 年中行事 パンデミックとたたかう 悪魔、鬼、ドラゴン 闘争と和解


 世界の祝祭日を紹介することで、民族の文化、その土地の歴史的な背景、さらに価値観までをも探っていこうという本です。
 世界の地域別ではなくテーマ別に紹介されており、やはり「祭り」は世界共通なのだと感じられます。
 そこに共通するキーワードとしては、何と言っても「非日常」でしょう。





多くの人は 日常 、社会の中で何らかの役割に就いて(略)、その枠の中で縛られながら生きています。(24ページ)
 このことは誰も否定できないのでしょうが、しかし、そのままでは社会に何らかの破綻をきたしてしまう。
 そこで一瞬でもいいから、社会、文化からの逸脱の場と時間を求める。
 ちなみに「犯罪」とは社会的、文化的逸脱であると定義を聞いたことがあります。
がんじがらめにされた社会で、(略)一時の逸脱 を可能にする貴重な機会というわけです。(55ページ)
 ガス抜きの社会的な「仕掛け」として祭りがあり、その「例外」があるがため、身分制度や社会の安定を維持することができるのだそうです。
 どんなルールにもそういう例外があるものなのでしょうか?






歴史上人類は多くの災厄に見舞われてきましたが、その原因として悪魔や悪霊、そして魔女などに罪を着せました。(171ページ)
 しかし、科学が発達したとしても理不尽な災厄が人間を襲い続けます。
 昔から、悪魔、魔女などが災厄の原因とされていたのが、現代では単にウイルス、異常気象などといった科学で説明されているに過ぎない、というご意見です。
 たしかに「説明」はされますが、理不尽であることに対する「救済」はいっこうになされていません。
 説明が「すべては神の思し召し」から「DNAで確率的に決まる」に変わったところで、人の生き方に何ら変化はないようにも思えます。









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