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ジョブ型vsメンバーシップ型

ジョブ型vsメンバーシップ型 - 日本の雇用を展望する/慶応義塾大学 産業研究所 HRM研究会
20225月10日/289ページ
ジョブ型雇用の経済分析 ジョブ型vsメンバーシップ型と労働法 日本的ジョブ型雇用―人材起点の日本企業が選んだカタチ 国家公務員制度とジョブ型vsメンバーシップ型 コンサルタントが現場目線でみたジョブ型vsメンバーシップ型


 ジョブ型とメンバーシップ型という雇用形態について、おもに6人の方がさまざまな視点から、どのようなものなのか、メリット・デメリット、そして将来などについて、過去に行われたシンポジウムの内容をもとに加筆された本です。




 ジョブ型・メンバーシップ型という対立させた概念がわかりやすいため、それらの言葉だけが独り歩きしている現状が、複数の著者によって指摘されています。
商売目的のコンサルタントやそのおこぼれを狙う各種メディアは、もっぱら新商品として「これからはジョブ型だ!乗り遅れるな」と売り込む ネタ とのみ心得ているようです。(62ページ)
2020年突如、ジョブ型雇用ブームが勃発しました。(略)多くの企業がジョブ型雇用という マジックワード に踊らされているように、筆者には見えました。(138ページ~)
 ジョブ型というものが、単なる一過性のブームなのか大きな流れなのか。そして、そのブームまたは流れがどのような意図で作られたものなのか。その意味をよく確認する必要がありそうです。

   





 まず、そもそも昔の日本人の雇用形態はジョブ型だったことが指摘されています。
日本人も、もともと企業に強い帰属意識を持っていたわけではなく、日本の労働者は労働条件次第で企業を渡り歩く「渡り職人」といった人たちも多かった(略)。(42ページ)
むしろ産業革命以来、先進産業社会の企業組織の基本構造は一貫してジョブ型だったのですから、戦後日本で拡大した メンバーシップ型の方がずっと新し のです。(63ページ)
 これは個人と社会とのつながりについて思いを致さざるを得ません。その個人と、家族や地域との関係がまずあって、各個人がそのうえで職人として仕事に従事する。
 これがジョブ型だとすれば、もう一方のメンバーシップ型は、個人が仕事(会社)を替えることができないので、家族や地域とのつながりを犠牲にしてしまう結果となった、というのは表面的な説明にすぎるでしょうか。例えば単身赴任の転勤など。








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