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忍者とは何か 忍法・手裏剣・黒装束

忍者とは何か 忍法・手裏剣・黒装束/吉丸 雄哉
2022年4月4日/470ページ
軍記の中の忍び(『太平記』の忍び、忍びのさまざま) 近世忍者像の成立と変遷(石川五右衛門 飛加藤について 忍者のさまざま) 忍者の表象(忍者装束の発生と展開について 手裏剣と忍者) 忍者像の深化(忍術と妖術 猿飛佐助と真田十勇士 変わりゆく忍者像)
 

 「忍び」と「忍者」を明確に区別し、いわゆる忍者はイメージの産物であるとして、その虚像としての忍者がいかに作られていったかを主題として、その形成史をたどります。 



歴史的に「忍者」よりも「忍び」「忍びの者」という記述が一般的であり、「忍者」という表記で「にんじゃ」と呼ぶ習慣が定着したのが1960年代以降と新しい(3ページ)
 よくいう「にんじゃ」は超人的な能力や特殊な道具を持ち、文芸・演劇作品に登場するものであり、歴史上存在した「忍び」とは別物であるとしています。



江戸時代も17世紀後半になると「忍び」の利用を不名誉とする見方が強まるが、江戸時代初期以前に成立した『里尽鈔』では、忍びの兵を使うことを強く勧めており、実際に楠木正成の強さが忍びの活用に基づくと考えている。(58ページ)
 つまり江戸時代中期以降の太平の世においてそのような忍びの活用は敬遠され、群雄が割拠する厳しい戦国の世においては不名誉などとは言っていられなかったのでしょう。



忍びは暗殺を行うように思われがちだが、忍びが暗殺を行う例はほとんどない。(93ページ)
 忍者ではなく元来の忍びは、平時に敵地潜入、戦時には偵察・後方攪乱などが任務だったようです。



忍者とは、願望の形にそって自在に姿をかえる、人々の 超人願望 を受け入れる器である。(446ページ)
 洋の東西を問わず、このような「器」はいくらでも思いつきますね。



筆者も忍者装束は少々持っており、(330ページ)
 そうですか・・・。






※ 紹介されている作品(現代のみ)
忍たま乱太郎 スター・ウォーズ NARUTO 007は二度死ぬ さすがの猿飛 忍者ハットリくん




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