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占領期カラー写真を読む

占領期カラー写真を読む/佐藤 洋一、衣川 太一
2023年2月21日/248ページ
目次:オキュパイド・ジャパンのイメージ 勝者のアングル イメージの読み解き方 極東の日常世界 占領期カラー写真をひらく―次なる課題へ


 アメリカに占領されていた時期に、日本で撮影されたカラー写真を紹介する本です。
 その写真の特徴(占領者の写真)、写真とスライド、今後の課題までをも解説しています。
 占領期の日本のカラー写真は2000年代後半から表に出てくるようになり、海を超えた個人間でやりとりが始まったのだといいます。




 特に決まって写真の題材となる被写体があるそうです。
 それは「キモノ」を着た女性で、その写真には「ゲイシャ」というキャプションがあるそうです。
いっぽう着物の男性を撮影したものは見当たらない。完全に彼らの興味の対象外だったようである。(183ページ)
 なんという先入観。
 そうは言っても、日本人が海外に行って撮影する写真にも同じ傾向があるに違いありません。




 当時の「アマチュア」によって取られた写真について、筆者がある感想を持っています。
撮りたいと思う瞬間が優れている、あるいはその時に撮影する実行力によるものではないか(略)。(196ページ~)
 あるいはフィルムが高価だった時代なので、その実行力は経済力に起因するものであるという推測も。
 確かに、優れた写真は「狙って撮る」などと言われますが、その「瞬間」を予測していなければできないことでしょう。
 それと、常に重いカメラを持ち歩いているという「行動力」も必要でしょうけど。







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